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体の不自由な人にも快適な空の旅を、斬新デザイン「エアーアクセス」

29日に開幕するロンドン・パラリンピックに合わせ、ロンドンのデザイン事務所が、体の不自由な人も快適に空の旅を送ることができるようにと、新たな機内座席デザインを発表した。

 9月9日まで続く大会期間中、ロンドン(London)には世界150か国から4000人以上の選手が集まる。これに合わせるように、英デザイン事務所Priestmangoodeは新型の機内座席「エアーアクセス(Air Access)」を発表した。

 エアーアクセスは、着脱可能な車いすと、その車いすを固定させる通路側の座席フレームからなる。乗客は車いすに座ったまま乗り降りし、飛行中はそのまま車いすを座席フレームに固定させることができる。

 これにより、空港ゲートから機内まで従来よりも容易に移動することができるようになり、さらに、車いすは360度全方向に進める車輪を装備しているので、乗客は姿勢を変えることなく通路から横向きに車いすをスライドさせて座席に着くことも可能だ。

 Priestmangoodeの創設者、ポール・プリーストマン(Paul Priestman)氏は、デザインを手がけた背景には人口比率の変化があったと語る。「高齢化が進み、平均余命も伸びている。肥満度は上昇しており、移動が不自由な乗客はかつてなく増えている」

 Priestmangoodeは最近、マレーシア航空(Malaysia Airlines)が導入した初の欧州航空機大手エアバス(Airbus)の超大型旅客機「A380」の機内インテリアを手がけた他、ルフトハンザ・ドイツ航空(Lufthansa)の欧州便を全て手がけている。





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